たとえば母親が「うちの息子は気立てがいいから好きだ」
と言ったらおかしなことです
愛する対象が個物なら、厳密にはいかなる理由も言えないはずなのです
個々の属性ではなく、その人だから愛するのです
顔も悪く・頭も悪く・気立ても悪い娘を、
普通、世の親は、かけがえのないその子だから愛するのです
(中島義道「哲学の教科書」)

( ´～｀)ノハーイ
人を好きになることには
理由があると言われています
(o゜～゜)oホエ?
たとえば
優しいから
性格が合うから
かわいい・カッコいいから
スタイルがいいから
頭がいいから
お金持ちだから
などなど
(*´～｀)
でも好きな理由が
スタイルがいいからとか
お金持ちだからといったものだと
打算的なものを感じないでしょうか？
(o゜～゜)oホエ?
そういう理由だと
醜くなったり
貧しくなったら
捨てられる感じがします
(´～｀)ノポイッ
愛とは突き詰めていくと
無償の愛だと考えられています
(o゜～゜)oホエ?
無償の愛とは
見返りを求めないことです
(ノ゜～゜)ノ
すると○○だから好き
という理由で人を愛することは
できなくなるんじゃないか
という問題が発生します
(o゜～゜)oホエ?
そういう理由があると
○○目的の恋愛であるとか
○○じゃなくなったら好きじゃなくなるとか
またはもっと○○な人がいたら乗り換える可能性もある
ということになるからです
(゜～゜)
すると考えられる理想の愛は
唯一のあなただから好き
というもので
あなたがあなたであるだけで他に何も必要ない
といったものです
(o゜～゜)o
でもそういう恋愛は
現実的ではありません
(´～｀)
しかしそんな理想論に過ぎないような愛情が
この世には明確にあるのです
(o゜～゜)oホエ?
それが母性愛です
(゜ロ゜)ギョエ!!
母性愛は無償の愛の象徴として
捉えられています
(o゜～゜)o
何の見返りも求めず
愛情を注ぎ続けます
(o´д｀(゜～゜o)よちよち
時には自分を犠牲にしてでも
子のために尽くします
(o´д｀(゜～゜o)むぎゅ
でも母性愛もまた
自分を犠牲にしてでも
子孫を守り育てたいという
本能的な利己心であり
子孫繁栄プログラムのひとつに過ぎません
(ノд-。)クスン
それに母性愛が適用されるのは
母と子の関係であるわけで
カップル間や夫婦間の愛情には
適用されないことになっています
(゜～゜)
それでもふみっこは
母性愛は恋愛においても
ひとつの理想形だと思います
(o゜～゜)oホエ?
通常の恋愛は
有償の愛であるわけで
互いに相手に対して
何らかの愛情や見返りを求めます
(゜～゜)
その愛情などの交換が
適切に機能すればいいのだけど
互いの欲求やエゴがエスカレートしたり
欲求水準が高ければ
常に不満がくすぶります
(゜ロ゜(゜～゜o)ねぇねぇもっとちょうだい
でも恋人や配偶者が
母性的だったり父性的だったりすると
求められるのではなく
穏かに見守られる恋愛になり
それは母性愛にも通じる
理想形の恋愛と言えるはずです
(´～｀)ノハーイ