自由意志の世界

近代社会と比べて、中世社会を特徴づけるものは個人的自由の欠如である
当時ひとは誰でも社会的秩序の中で、自分の役割へ繋がれていた
社会的にいっても、ひとつの階級から他の階級へ移るような機会はほとんどなく
ひとつの町や村から他の場所に移るという地理的な移動さえ、ほとんど不可能であった
わずかな例外をのぞいて、生まれた土地に一生踏みとどまらなければならなかった

しかし近代的な意味での自由はなかったが、中世の人間は孤独ではなく、孤立してはいなかった
生まれた時からすでに明確な固定した地位を持ち、人間は全体の構造のなかに根を下ろしていた

こうして、人生の意味は疑う余地のない、また疑う必要のないものであった
人間はその社会的役割と一致していた
偶然そのような職業を持つことになった個人とは考えられなかった
社会的秩序の中で役割を果たせば、安定感と帰属感とが与えられた
そこには競争はほとんど見られなかった
(エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」)

( ´~`)ノハーイ
ふだん生活していると
不自由を感じることが多いかもしれないけど
今の日本社会は
まぎれもなく自由社会です
(o゜~゜)oホエ?
なので義務教育を終えたら
何をしようと
どう生きようと
自由です(法に反さない限り)
(´~`)ノハーイ
しかし一方で
親とか
世間体とか
モラルとかが
人々の自由を制限しようとします
(゜~゜)
でもそんなのは
法的な拘束力を持ちません
(o゜~゜)oホエ?
なので親が嫌だったら
家出すればいいし
学校や会社が嫌なら
辞めればいいし
夫や妻に不満があるなら
離婚すればいいし
世間体やモラルは
無視すればいいし
そういう生き方でも
別に捕まったりしません
(´~`)アハハ
なのでやっぱり
何をしようと
どう生きようと
自由です(法に反さない限り)
(´~`)ノハーイ
でもそんな自由世界に飛び出して
成功するためには
明確な目的意識や自律心が必要なはずで
好き勝手に生きていたら
人は堕落するだけです
(´ロ`)
ということは
目の前に広大な自由があったとしても
それを求めている人や
有効利用できる人は
意外と少ないのかもしれません
(゜~゜)
ところで中世の時代には
自由がありませんでした
(o゜~゜)oホエ?
生まれた時から
階級や身分
大人になったらやる仕事(家業)が
強制的に決まっていたのです
(゜~゜)
もしそれが嫌だったとしても
他の選択肢はなく
強いて言えば死ぬしかないので
人は与えられたものを受け入れたのでしょう
(゜~゜)
そして生きる意味は
宗教が与えてくれました
(o゜~゜)oホエ?
まだ科学が発達してないので
みんな宗教や神を心底信じていました
(゜~゜)
現代人の感覚からすると不自由だけど
中世の人たちにとってはそれが当たり前なので
何の不自由さも疑問も感じずに
神の息吹を感じながら
与えられた役割の中で
一生をまっとうできたのです
(*^~^*)ノハーイ
膨大な選択肢が与えられた現代人よりも
不自由な中世の人たちの方が
ひょっとしたら幸せだったのかもしれませんね
(゜~゜)
それでもふみっこは
自由が好きなタイプです
(o゜~゜)oホエ?
何かを学びはじめる時に
人に教えてもらおうとする受動的な人と
自分で学ぼうとする主体的な人がいるけど
どちらが伸びるかといえば
後者です
(o゜~゜)o
同じ内容の仕事をするにしても
人から言われてやるのと
自分の意志で取り組むのと
どちらが楽しくて身につくかといえば
後者ですよね
(o゜~゜)o
旅行なら
決められたルートのパックツアーよりも
自由な個人旅行の方が楽しいです
(o゜~゜)o
ということは人生もまた
誰かの意志に従って
与えられたことをやる受動的な生き方よりも
自分の意志で操作して
主体的に取り組む生き方の方が
何倍も楽しくなる可能性を秘めています
(ノ゜~゜)ノ
人が内なる意志に目覚めた時
人生という物語の主人公やヒロインになって
新しい冒険が始まります
(*^~^*)ノハーイ

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