世界の中心で、愛をさけぶ
セカチューの謎

"MYSTERY" OF SEKACHU-.  

Q11. なぜ17年後だったの?


サクは亜紀を失ってから17年もの長い間、喪失感を抱えて生きてきました。
そして新たに走り始めることになったのも17年目。
なぜ「17年後」だったのでしょう?

亜紀のreincarnation的なものかもネ。
亜紀は生まれてから17年間、サクを待っていた。
そして17歳の誕生日に恋愛。その17年後に明希と結婚?
亜紀繋がりの17年サイクルかな?と思っています。
(jiroさん)

1.亜紀とサクが共にこの世に生を受けていたのが17年間。
2.亜紀のいない世の中を彷徨ったのが17年間。
という設定だと思います。
つまり,2の単位は「年」ではなく,17年が1ユニットなのです。
だから,第4話の今サクと谷田部との会話も「あと何年」ではなく,「あと何回17年を」となるのです。
(にわかマニアさん)

[4話・谷田部との会話(2004年)]
気づいたら17年で…。
もう?
まだ…まだなんです。
死ぬまでに、あと17年、何回あるんだろうって思って。

なるほど。大人サクも「17年」をひとつの単位として考えているようですね。
1話、ラジオの投稿に亜紀を感じて病院を抜け出すも、幻想でしかなかった。そんな惨めな気分の中、亜紀を失ってから17年目の誕生日(2004/7/2)を迎えたことで、17年という時の流れを強く意識したのでしょう。二人が付き合い始めたのが17年前のこの日ですからね。

よって「17年目」をきっかけとしてサクは再生への道を歩み始めた(17年ぶりに故郷に帰った)と言えそうです。 このきっかけを逃していたら、さらに17年後(51歳)だったのかも…^^;


2004/10/03




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