世界の中心で、愛をさけぶ
セカチューの謎

"MYSTERY" OF SEKACHU-.  

Q14. 大人サクはなぜ明希を励ましたの?


まず大人サクと明希の関係を振り返ります。

[3話・明希の台詞]
(サクとは)大学時代のサークルの友人で…
(中略)
あの子ができた時に、あの子の父親とはもう別れてたんです。周りはみんな、産むことに反対で。
たった一人、応援するから頑張れって言ってくれたのが、松本くんだったんです。
それからは一樹の入園式に来てもらったり、お世話になりっぱなしで。

二人の関係が分かるのはせいぜいこのシーンぐらいで、あまり語られることのなかった大人サクと明希の出会いやその関係。
サクはどういう理由で明希を励まし支えてきたのでしょう?

当サイトBBSの投稿より。

明希は今サクと同じ34歳の設定で、一樹は6才の設定だったと思うので、子供ができた時は既に医者になっていた時期でしょう。
生きたくても生きられなかった亜紀を失った喪失感に加え、医学部に入ってからも多くの同様の人々を見てきたサクにとって、 生きようとする命が失わせてしまうのは耐えられなかったのではないでしょうか。 (はたぼうさん)

明希は大学生の時に妊娠した…となぜか勘違いしていましたが、そうではないんですね。
明希はサクと同じ34歳だから、一樹を妊娠したのは27歳頃?
サクも27歳で、すでに病理医として勤務していたはず。

そして二人は大学時代からの友人なので、サークルで知り合ったのが大学1年の時とすると…その時点で9年もの長い付き合いがあることに。
それだけ付き合いのある友人ということは仲が良いのでしょうし、子を宿した明希を励まして支えたのは納得できます。やはり、消えていく命を救いたかったんでしょうね。

ただ二人の関係には疑問も多いです。たとえばサクに恋愛感情はなかったのでしょうか?

自分の殻に閉じこもるイメージは、無気力な人間のイメージではなく、むしろ日常生活は一生懸命でも不思議ではないぐらいのイメージです。
サクが自分の殻にこもってしまったのは、誰かを愛すること、そして愛する人と共に人生を歩んで行くことに対して、というイメージです。 (zenさん)

大人サクの言動を見ても亜紀のことは17年経っても解決できていませんし、たとえ日常生活を普通に過ごせていても、誰かを愛するという状態ではないですね。
明希と一樹に心が動いていくのは、放送分で描かれていた17年目に入ってから…と考えていいのでしょう。
他にも疑問はありますしサークル時代の二人も気になりますが、そこらへんは想像するしかないですね…。


2004/10/11




[ ←前の謎を見る / 一覧にもどる / 次の謎を見る→ ]

GoTop
「世界の中心で、愛をさけぶ」ファンサイト | このサイトについて  © Copyright FUMI 2004