薔薇のない花屋

「薔薇のない花屋」設定集・小ネタ

FAQ.
「薔薇のない花屋」の設定や小ネタを集めました

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各話別の設定

■6話:院長が雫の前で弾いたピアノ曲

リスト「愛の夢 第3番」(Liszt - Liebestraum No.3)

19世紀のピアニスト・リストの代表曲。
→YouTube検索:愛の夢
→YouTube検索:Liszt Liebestraum


■3話、6話:マスターが読んでいた恋愛本

3話
女心をつかむ100の法則 モテる男のダンディズム
6話
男はなぜ急に女にフラれるのか?
3話
女心をつかむ100の法則
モテる男のダンディズム
6話
男はなぜ急に女にフラれるのか?」(→Amazon)

小野先生への恋心に悩むマスターが店内で読んでいた恋愛本。
装丁が凝ってて本物っぽいけど、3話の2冊は架空の本です。
ただ6話の「男はなぜ急に女にフラれるのか?」は実際に出版されています。


■3話:ビデオレターの彼女が好きなおとぎ話「美女と野獣

美女と野獣
ビデオレーターで彼女が持っていた本は実際に出版されているものです(→Amazon) ただしこの本は絵本とのこと。
ボーモン夫人の原作版は角川文庫から出ています(→Amazon)
関連リンク:→wikipedia:美女と野獣



基本設定

■英治たちが住む町→花嶺東商店街

花嶺東商店街
駅から一本入ったところにある商店街という設定。
英治の花屋「フラワーショップ雫」の向かい側には「喫茶コロン」が。
3話ではこの花嶺東商店街で福引セールが行われた。

情報ソース:TVガイド2008/2/8号


フラワーショップ雫の間取り図

フラワーショップ雫
2F
雫の部屋では雫と菱田さんが寝ている(2話までは雫と英治の寝室)。飼い犬のチロルはこの部屋で生活している。
その隣の納戸は英治の寝室。

1F
1階右端の納戸が直哉の寝室(狭い!)
こたつがある居間は6畳の広さで、雫の絵が何枚か貼ってある。

フラワーショップ雫
1階左に店舗が。およそ11種類の切り花と何種類かの鉢植えが店の品揃え。
朝9時開店〜終電で閉店と営業時間が長い!その割に英治が頻繁に外出してる気がするのは、直哉か菱田さんが店番してるんですね。

なおこの物件は借家ではなく英治の持ち家。値段はおよそ3000万円弱で、マスターが保証人となってローンで購入。

情報ソース:TVガイド2008/2/8号


■喫茶コロンのコーヒー1杯の値段→420円

情報ソース:TVガイド2008/2/8号


■英治たちが住む町の最寄駅→千咲駅

1話に駅が写るシーンがあり、そこに「千咲駅」とあるけど、この名称は物語用の架空のもの。


■安西が院長の、美桜が働く病院名→柊友会総合病院(しゅうゆうかい)

6話で病院名が写る。架空の病院だが、品川にあるという設定。


パペットマペットの意味

パペットマペット
雫が大ファンという設定で、1〜2話に名前が出るパペットマペット。
そこに込められた意味は、今作のテーマ「引きの美学」につながる。

野島伸司
「パペットマペットにも意味があって、目だってなんぼのお笑いの世界の中で、彼は決して自分の顔を見せようとしない。
香取くん演じる、つつましく花屋を営み”俺はいいんだ”が口癖の英治と重ね合わせています」
(TVJapan2008/2月号)

2話冒頭:雫の作文
わたしのそんけいする人は、パペットマペットと、父ちゃんです
パペットマペットは、決して顔を見せません
みんなは目立ちたくてがんばるのに、そうしないってすごいことだと思います
父ちゃんもそうです

なおパペットマペットは実在するお笑い芸人→ 公式サイト / wiki


英治のボソボソ話の理由

中江功(演出)
ボソボソと感情をあまり表に出さずに話すあのキャラは、慎吾自身が作り上げたものですが、
英治の持つ背景やこれから彼の身に起こることを考えると、とてもうまく作ったなと思います。
(TV LIFE 2008/2/15号)


野島脚本の映像化

中江功(演出)
野島さんの脚本を撮るのはものすごく難しい。
演出家の技量を問われるし、だからこそ面白いんです。
会話は詩的だったり、ときに禅問答のような深いものになったりする。
普通じゃ絶対にしないような会話を成立させるためには、映像もそれに合った独特の世界観がなきゃいけない。
役者の芝居や演出が重要になってくるんですね。
(TV LIFE 2008/2/15号)


■1話ラスト:一輪の赤いバラ

1話ラスト

中江功(演出)
1話のラスト。雨の交差点の真ん中、傘の下で二人が抱き合うシーン。
(脚本の)ト書きには一行”交差点の中心、一輪の赤いバラが咲いている”と書かれてある。
これをどう見せるかってことですよね。
で、真上から傘を撮って、加工して、赤いバラに見えるようにした。
僕は、こういう正攻法な演出ってしないんですけど、今回は照れを捨てて堂々とやりつつ、ひと味違った映像ができていると思いますね。
(TV LIFE 2008/2/15号)


エンディングのタイトルバックに隠された意味

タイトルバック1 タイトルバック2
英治と美桜の結末を暗示するかのような意味深なタイトルバック。
そこに隠された意味は…。

中江功(演出)
「英治と美桜が出会うことで、お互い少しだけ前向きになる」(というテーマのタイトルバック)
(TVJapan2008年2月号)

中江功(演出)
英治は、極力自分を表に出さないようにしている男。
いっぽう美桜は、本来は無邪気で明るい人間なのに、そういう自分を素直に出せない女。
そんな二人が出会うことによって、本来の自分を出せるようになっていく。
タイトルバックもそういうイメージで作りました。
いろんなことから逃げてきた男が、彼女の存在を感じ、彼女に向かって歩いていくという…。
抱き合う手前までいって、なぜ最後に二人は雪の上で倒れてるのか?
それは言えません(笑)。
(TV LIFE 2008/2/15号)




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