美しい人TOP 野島伸司カタルシス
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.9話の考察 (12月10日討論/参加者10名)
[京助とみゆき、そして祥子との関係][なぜみゆきは次郎を殺そうとしたのか][9話の感想]について
■京助とみゆき、そして祥子との関係...

kiku> やはり祥子は、京助を愛していたんだね。
ダン> 神山がレイプね〜…友達だったんだろ、岬と。
ribon> 京助の愛情は伝わっていた、と感じた。
ribon> 祥子の愛は京助に伝わっていなかったのかな。
Takashi> 本当に、祥子は京助を好きだったために、神山の言いなりになっていた。
taki> そこらヘンどうだろう?レイプされて愛する人に黙ってる?
Takashi> レイプされたら やっぱり黙ってるんじゃないかな?
kiku> 言えない、というか言いたくないよね。話すには勇気がいる>レイプ
ダン> それを伝えてしまったら生理的嫌悪→怒りに変換(世紀末9話・ノストラダムスの回)
taki> ああ、そうだな。「真昼の月」もそうだった。常盤ちゃんだったね>レイプ<生理的嫌悪

ribon> 朝美が今まで黙っていたって言うのは?
taki> そう、黙っていたのも気になるね>ribon
ribon> 本当のレイプじゃなく、神山は付き合っていた人で、京助の友達。だったら、言えないでしょう。
ribon> 言わない方が自分に有利!
ribon> 朝美は今までは、京助のことを想っていたし…
taki> あ、そんな打算的なレベルのお話じゃないよ>ribon
ダン> 朝美は、京助も次郎ももう好きじゃないでしょ。
taki> うん、同感>もう好きじゃない
kiku> 朝美は、京助は圭子が神山の子だと知らないと思ってたからね。
kiku> だから、話さなかったんでしょう?
ribon> 今日の回とは離れるけど、朝美は京助を自分のものにしたかったと思う>taki
taki> でも、朝美だと考えられるなあ>打算的
コロ> レイプの事実関係はわからないけど、今回は勘違い、誤解から京助がみゆきを想ったのかが問われていたように感じた。
ダン> うんうん、そうだね>コロ

kiku> 朝美の話を聞いてからの京助の混乱が辛かったな。
kiku> 「穏やかに暮らすつもりだったのに、君にかかわりすぎた」というセリフ…
taki> ここで悲しいのは、京助と祥子の愛情がすれ違っていたことかな。それがわかって逆に愛情の終わりを迎えた。皮肉だな。
ダン> 俺は前向きな愛情の終わりだと思うよ>taki
ribon> 京助の混乱は長い時間がグルグルまわってる感じがした>kiku
ribon> 祥子はもう死んでしまったから…だけど
kiku> そうだよね。今までの祥子への思いが渦巻いて>ribon
taki> うん。とても前向き。でも願ってたことが叶った瞬間に終わりってのは、悲しくない?>ダン
ダン> 相手は死んでるからね。。。>悲しい

ダン> 第9話で、祥子とみゆきが分離したような気がするなあ。岬の中で。
ダン> 最終回で、祥子のコピーではないみゆきを1人の女として愛せるか?がポイントになるのかな。
ダン> 今までの流れを見ていくと、みゆきが徐々に1人の人間として岬に愛されてるね。
taki> ラストで分離したね。だからあのセリフが出た。祥子への疑いをかけた自分の後悔から、過去の呪縛が逆に解けたと思う>ダン
taki> 誘拐された時、みゆきとのやりとりで残酷なセリフ多かったね>京助
kiku> その時のみゆきの表情が切なかった>taki
ribon> 京助の混乱、圭子への思いの中で言葉を選ぶ余裕がなかった>taki
taki> 混乱にしても、別れのセリフに近いと思うなあ>残酷なセリフ
ribon> みゆきは、結婚まで言い出されたところだったしね>kiku
ダン> 2人を愛してたってことは「祥子」と「みゆき」の2人に岬の中でなったってことだから。そしてこの後みゆき1人を愛せるのか…?

■なぜみゆきは次郎を殺そうとしたのか...

コロ> プールに行くとき、京助がなぜ走らないのか、気になった。
taki> あれは、自分の心を整理して、みゆきを受け入れるために歩いたんだと思うな>京助プールに行く時
taki> 圭子はもう我が子として受け入れてるから走った。が、みゆきはまだ違う。そこを描いてたと思う。

ダン> あの場面、みゆきが次郎を殺そうとしたのは何でだと思う?
ribon> 自分だけでなく圭子までに被害がいったから?
ふみ> 次郎はもう犯罪者だし、もうやり直すことは無理だと思ったからじゃない?
taki> 最後に残った愛情なのかな?>殺そうとした
taki> 「次郎ちゃん」と言ってたし。愛してくれた感謝もあったかな?>殺そうとした
kiku> これ以上、京助に迷惑をかけたくなかったんだと思う。
kiku> それと祥子とのことを知って自分も困惑しているし、京助の困惑も感じて…。どんどん壊れていく次郎の姿もつらいと思う。それなら、て。
taki> う〜ん?迷惑かけてしまうだけなら、「あたしも後でいくから」と言ったかな?>殺そうとした
とーや 京介を想って、したんでしょ>殺す
ダン> 俺は次郎をいい思い出にしたかったんじゃないかって思った。もう次郎のことを愛することはないから。
ダン> はじめて愛を示してくれた。「ごめんね」って>次郎
taki> ああ、同感。いい思い出か。全部嫌なことばかりじゃなかったハズだもんね>ダン
ダン> 終わりよければ全てよしにしたかったんじゃない?みゆきは
ribon> 思い出にして、心中。
ダン> みゆきは「ごめんね」が嬉しかった。俺には初めての次郎の愛の告白に聞こえたけど…。
taki> うを?!そうかあ。そう思えるな>「ごめんね」

コロ> あの時の次郎の言葉をみゆきは信じられなかったのかな?>愛はありがとうとごめんねだっけ?
ribon> 信じられたと思う>コロ
ribon> 今までの良かったことに、ありがとう。って、みゆきも次郎に思ったんじゃ?
taki> どーだろ?でも、殺そうとする行為には、ほんのちょっとでも愛情があったと思うよ。
ダン> 愛の認識が初めて出来たんじゃない?純によって。愛っていうのは「ごめんね」と「ありがとう」なんだよな。
taki> そうかあ。「ごめんね」を受けて、さらに殺そうとした。納得出来るな。
コロ> 初めてというか、次郎は愛の表現の仕方がわからないって純が言ってたよね>ダン
kiku> プールで言った次郎の「愛してるよ」は、今までと違う気持ちが感じられたものね>ダン
taki> 純も愛情表現ヘタだから、よけい次郎のことがわかったんだな>ごめんね&ありがとう
コロ> 純に言われたことをそのまま実行する次郎が子供のように思えた。
ダン> だけどみゆきは岬を愛してるから次郎の愛に応えることは出来ない。かといって、自分と岬の関係ももう駄目だって思ってる。だから次郎を殺してその後自分も死のうと。
ribon> そうかあ、わかる>ダン
taki> さらに、京助は祥子、圭子を愛してる。みゆきは失望もあっただろうな>ダン

コロ> みゆきは死ぬ気はなかったと思うよ>ダン
ダン> 次郎のこと愛してたんなら待ってただろうけどね。服役後でも。
taki> あったとおもうよ。死ねたかどうかは別にして>コロ
ダン> でもグリーンアローに祈ってたってことは期待はしてなくても祈りも少しはあったんだろうね>失望
taki> ああ、祈りかあ〜。いいこと言うね〜。同感!>ダン
ダン> 岬に賭けてたのかな?祈ることで。生死を。
kiku> 賭ける気持ちはあったと思う。鼻血もぬぐってたよね>ダン

コロ> ラストは京助とみゆきが愛を確かめ合うシーンだったと思う。
taki> うん。そう思うよ。確かめあってた>コロ
taki> そのみゆきの想いの重さを感じてたから、歩いたんだろうね>京助
ダン> 鼻血を出したことで祈りが通じたことを感じたんじゃないかな?みゆきは
コロ> 鼻血をを流しているシーンは、私は岬先生のことをこんなにも愛してる。岬先生もきっと愛してくれてる、って感じだった。
kiku> それが京助に伝わって、心からみゆきを「美しい」と感じた。

とーや 「美しい人」はふたりなのかなあ?
ダン> 男と女。と男。だから3人(笑)>とーや
taki> キャッチフレーズやん(笑)>ダン
とーや 何をもって「美しい」のだろう。。。
taki> ということは、3人、3様の「美しい人」を示すのかな?とりあえず今回は、みゆきが「哀しい美しさ」だろうか?
コロ> 今日のみゆき、美しかったか?(笑)
taki> ポジション的に次郎と京助が「静と動」の対比になってるけど....。
ダン> 刹那かなあ。。。>美しい
コロ> 哀しいはわかる気がするけど…>みゆき
コロ> 殺人未遂は美しいの?
kiku> 美しいと思ったよ。きっと思いの強さかなあ…
ダン> 花のようにって。「美しい人」でもそうだし、「未成年」の最終回でも>野島さんの「美しい」
TOMO> みゆきのあの“必死コイてる姿”は、美しいと思ったよ>コロ
taki> みゆきの場合、自分の存在をかけて、刹那なまでに愛する姿を「美しい」だろうか?そう描いてるのかな?
kiku> はかなさのような美しさ。
TOMO> 結果としての、あの鼻血の姿で>コロ
コロ> 人を愛する気持ちが美しいってことかな?
taki> 行為の意味云々じゃなくてね>コロ
taki> 様。でしょう>コロ
コロ> 様か…
taki> 「美しい」とは、そこにいたる経緯があって「様」が出来る。それがただの外見じゃなくて、真の「美しい」につながると思う>コロ

コロ> 美しいって、否定や肯定でなくて、善や悪でもないのかな?
taki> なんか、子供でも愛はあるけど、貫けるのは大人だけだと感じたな。愛を成就させることの出来るのは「大人」だと。
taki> う〜む。まだ愛が成就してない俺は子供かも......。
taki> だから、年を取ってるのが恥ずかしく感じることもあるのかな?
TOMO> ガンバれ永遠の子供(笑)>taki

■9話の感想...

コロ> 「美しい」ってどういうことか、野島さんに最終回を見せられる前に考えておきたい気がします。
ふみ> なんかみゆきの気持ちが痛かったです。岬先生分かってあげて!
ダン> みんな、前向きな結末を迎えられるといいな>最終回
TOMO> “自分”って言う人間が、他者との関係性の中でホントに必要とされてるのか、意味があるのかって、なんか切なくて哀しかった。
とーや 感想…最終回見るまでなんとも言えず。。。本当に、ポジティブな終り方を望む。。。
とーや 愛とは何か?が次回につながってきたねえ。
たてこ> できれば誰も殺さないですばらしい展開、終わり方を望みます。
taki> 最後に3者3様の「美しい」様が見れると思います。そして、3人の愛の行方も。
kiku> みゆきの必死の気持ちが、哀しく切なく響いてきました。

ふみ> 愛ってのはありがとうとごめんね……思いやりの気持ちが大切なんだね。
taki> あ、そうそう。今回はみんなの「おもいやり」が出てた回だったね。これが言いたかった(笑)
taki> 登場人物は必ず誰かをおもいやってた。ここが一番今回の話でよかったところかな。
kiku> 大切なものを守りたい、という気持ちが美しいにつながっているような感じもしたな。
taki> 「おもいやり」も美しいに含まれるってことかな?
ふみ> 含まれるでしょう!
とーや 相手を想う「美しさ」。けど、その表現方法に醜さがある、そう言いたいのかな。
ダン> うんうん、思いやりかあ、いい響きね。

コロ> 思いやりか…自分に余裕が無いと持てないものかな…
TOMO> 自分に余裕がある時は、大抵のやつは持てる>コロ
taki> どうだろ?余裕無いところでもあるのが本物じゃない?偽善じゃなくて(笑)>コロ
TOMO> 自分に余裕がない時にこそ持てるヤツが、ホントに美しい人じゃない?>コロ
コロ> なるほど!!!>TOMO&taki
ダン> 余裕ないときはホンモノが残るね。
taki> だから、自己を追い詰める演出で本物を描こうとしてるんでしょ。野島さんは>本物が残る
コロ> だから野島ドラマは見てて辛いんだ>追い詰める


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