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過去ログNo1
何のために死ぬの・・・?  Name:maikeru
10話で亜紀が今1番知りたかった事。「私は何の為に死ぬの?」僕はその場面でとても感動してしまいました。僕は死ぬ事に意味はないと思います。人はいつかは死ぬ生き物であって、亜紀はただ死が訪れるのが他の人よりも早かっただけ・・・ただそれだけだと思います。
みなさんは亜紀は何の為に死ぬのだと思いますか?
...2004/09/05(Sun) 00:13 ID:1Ubmuml6    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:こげきち♪
あたしは死には意味があるとおもいます。意味がなかったらそんなのって悲しすぎると思うし。『死』は誰にでもやってきてそれに逆らうことはできません。でも亜紀の場合は白血病になってからいろいろかんがえさせられたじゃないですか。そういう風に自分を見つめなおすために『死』はやって来るのだとおもいます。ちがいますか???
...2004/09/05(Sun) 00:23 ID:B00Ic7Jw    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:騰徳
自分はこの場合、2つの見方をするのがいいと思っています。(1)ひとつは、個人の死。(2)もう一つは全体(社会)の中における個人の死。

(1)は、個人が死ぬ事を考える事により、自分の生き方を省みて、自分の考え行動が変わる。

(2)は、その個人の生き方死に方をみて、社会全体が考え変わる。

あともう一つ付け加えるなら、若くて早く亡くなるなら、それは寿命だと言う人もいますし、また若くて早く亡くなるのは本来の姿ではなく、色々な事(生活環境など)が間違っているから早死にするのだ、本来の生き方に戻れ!と考えている人達もいるようです。

死生観と言いますが、昔から色々な人が考えている事で、それでも現代人が納得できるものがまだ一般常識とはなっていないところに、難しさがあるのでしょうね。
...2004/09/05(Sun) 00:35 ID:O59rytEM    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:maikeru
こげきち♪さんが言うように死ぬ事に意味がなかったら確かに悲しいですよね。少し考えが変わった気がします。でも、何の為に死ぬのかという事がどういうことなのかよく分からなくなってきました・・・。
...2004/09/05(Sun) 00:51 ID:1Ubmuml6    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:がんもどき
自分は死ぬことがホント怖いです。死ぬ意味っていうのがはっきりしないから不安なんだと思います。”死”というのがなんらかの意味をなさないとしたら、こんなに悲しいことはないですよね?逆にみなさんは身近な人の死に直面して、何か感じるモノはありましたか??もし、感じるモノがあるとしたら、その感じたモノを与えるために死ぬっていうことなんですかね?
...2004/09/05(Sun) 01:20 ID:i1MFNWgA    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:Capri
病室を訪れた先生に ”何のために死ぬの・・・?”と
問いかける亜紀


一瞬言葉につまりながらも 答える先生
両親との食事で、小さな頃の自分は? とたずねる亜紀、
タクシーで、朔を突き飛ばし、一人で駅の階段を上る亜紀
両親へのテープのメッセージ

 このあたりに このドラマでの答があるような気がします。

 私は、mailkeru さんが最初に書かれたように、死ぬことそのものには、意味はないと思います。

 こげきち♪さんが書かれたように、”どう生きてきたの? これからどう生きるの?” という転換の大きなきっかけになることや、騰徳さんが”死生観”としてまとめて書いてくれていることも大きな意味があると思います。

 でも、”そのために"死ぬ のはあまりにも哀しすぎます。

 亜紀は、"何のために死ぬの・・・?”をずっと考えて、
”私は、何のために生きてきたの、いるの、いくの?”
”どう生きるの?” というところにたどりついたのではないかと思います。

 がんもどきさん、私も死ぬことを考えるとホントに怖いです。 身近な人の死、そのものは ”ずっと続く不在”と思いますが、最後に感じることは ”ガンバッテ生きよう。”です。
...2004/09/05(Sun) 10:10 ID:64zeNMJY    

             Re: 何のために死ぬの・・・?  Name:騰徳
みなさん、色々な考えがありますよね。個人個人性格も歴史も体質も違いますから、死生観はそれぞれあっていいと思いますし、時間が経てば変わってもおかしくないと思います。

私個人で言うと、20代後半には死ぬ事は怖いと言う感覚は無くなりました。勿論生存本能はありますから、死に直面すれば生に執着してもがくでしょうけど、死ぬ事その事に怖いという子供の頃の恐ろしさは無いです。

自分が何故そう言う考えになったか?というと、自分が生まれてくる前の世界(と言う表現しかないので世界と言います)は、全然記憶に無いんですね。で、怖いと言う記憶は勿論無い。じゃあ、死んだら自分はどこに行くのかというと、その生まれてくる前の世界に戻るんじゃないだろうかと考えましたので、怖いところじゃないんだな、と理解してからは、怖いと言う事は無くなりました。

物理的に考えれば、人間って神経があるから、痛いとか怖いとか思うんですよね。歯医者で麻酔を打つと、それほど痛みを感じなくなるのはそう言う事だと思っています。それで死んじゃうと、神経が働かない状態なんですね。つまり、痛いとか怖いという事、自体も無くなる。最近のR25という無料の雑誌に、ガッツ石松さんが、死の世界はいいもんだと思うよ、誰も居心地がいいので、こちらの世界に帰ってこない・・・なんて言ってますけど、これも面白い表現だと思いました。

まあ、こんな所から、死は怖いものと言う事は無くなりました。それよりも現実の世界での痛みと言う方がよほど恐ろしいです。これは身体自体の痛みもありますし、アキとサクのような心の痛みのようなものもあります。

こんなことを考えると、この物質の世界に生きている間は、お互い楽しく嬉しく心地よい、思い出をお互い作っていかなくてはいけないなあ・・・と思っています。
...2004/09/05(Sun) 13:41 ID:O59rytEM    

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