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過去ログNo1
夢をあきらめないで  Name:うてきなぷりぱ
 朔太郎が自転車に乗りながら口ずさむシーンが印象的なこの曲、くしくも1987年にリリースされた歌です。選抜の行進曲、中学の音楽の教科書、卒業式の在校生の送辞の歌等々、19年の歳月を経て今も歌い継がれているようです。この演出はどういう意味合いがあるのでしょうか。

 まず、1987年という時代背景が考えられます。このドラマでは歌としては「リンダ リンダ」とか「君が君であるために」等が流れてましたよね。過去ログにて朔太郎の、元気のでるテープを再現されていた方もおられました。

 この歌の歌詞を見てみると題名とは裏腹の、岡村孝子さんの十八番の失恋ソングになっています。
 しかし、一般の捉え方に準じてここでは、亜紀へ
の応援ソングと考えるほうが自然かな。

 朔太郎のテープにこの曲はきっと入っていたと私は確信しています。
...2006/02/18(Sat) 20:22 ID:G25xOtdg    

             Re: 夢をあきらめないで  Name:にわかマニア
 サクが自転車をこぎながらこれを口ずさんでいたのは陸上大会編(第4話)でしたね。番組では,グラウンドの片隅で亜紀が走るのを眺めていて,担任から「見守るより見習って」と突っ込まれていましたが,1番の中頃に出てくる「熱く生きる瞳が好き」という歌詞は,サクの心境にピッタリですね。
 1番を「あなたらしく輝いてね」と締めているところからも,大会を前にした亜紀への応援歌的な位置付けだったのでしょう。ちなみに,ABC朝日放送が夏の高校野球のダイジェスト「熱闘甲子園」のイメージソングとして使っていた時期もあります。

 ただ,この歌はもともと予備校のCMソングだったこともあって,2番では「苦しいことにつまづくときも,きっと上手に越えていける」と「挫折と克服」を象徴する表現も登場します。ひょっとすると,「遅刻・失格」の後の「自己ベスト」や「スケちゃん傷心の東京とんぼがえり」,さらには「サクのその後の17年」まで予言するものとして使われているのかもしれません。
 いずれにしても,歌詞の中に「挫折」を読み込んだ予備校のCMソングを卒業式で歌った場合,浪人が決まった生徒はどんな気持ちで聴いているのでしょうね。
...2006/02/20(Mon) 00:47 ID:dIufLYOg    

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