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過去ログNo1
おまえの脚は、あの子の脚だ  Name:うてきなぷりぱ
 ソラノウタの朗読シーンは最も私の好きなところですが、「おまえの脚はあの子の脚だ」の一節だけが画面に大きく出ませんでした。前後の場面で記述は確認できましたが。グランドで散骨するという重要なシーンに使われなおかつソラノウタの朗読の中で最も時間を費やしている一節なのであえて字のクローズアップは必要なしと考えたのでしょうか。
...2005/04/24(Sun) 09:54 ID:0bnRXQjE    

             Re: おまえの脚は、あの子の脚だ  Name:うてきなぷりぱ
すみません。もう1点書かせてください。なぜ足じゃなく脚なんでしょうか。辞書で調べると足は足首より下のこと(一般的に)、脚は太ももより下の部分のことだそうです。あえて脚と表現したのはどうしてなんでしょうか。
...2005/04/25(Mon) 22:51 ID:2bremLYc    

             Re: おまえの脚は、あの子の脚だ  Name:にわかマニア
>「おまえの脚はあの子の脚だ」の一節だけが画面に大きく出ませんでした。

 確かに,大写しにした状態で一瞬カメラの動きを止めるという形では出てきませんでしたが,「がんばれ」と書いてある次の頁をめくるところで,この一節も大きく写されていますね。

 「足」と「脚」の使い分けは多分に感覚的なものがあろうかと思いますが,「二人三脚」というコトバがヒントになるかもしれません。本来の二人三脚は隣に相方がいる訳ですが,この場合は相方は自分と同化して自分の中におり,言わば「二人二脚」になり,したがって,「おまえの脚はあの子の脚だ」となるのではないでしょうか。
...2005/04/26(Tue) 03:50 ID:nCIniha6    

             Re: おまえの脚は、あの子の脚だ  Name:うてきなぷりぱ
にわかマニアさんが言われる「二人二脚」、まさに的をえた素敵な表現ですね。私はこの文章に亜紀の思いというかこだわりがあるような気がします。にわかマニアさんの「二人三脚」をお借りして考えて見ますと、二人三脚の相手は朔太郎の将来の伴侶(ドラマでは明希)であってほしいという願いがあったような気がします。「もう見えないよ、おまえの中にいるからさ」からわかるように、同化してしてしまってますよね。だから安心して新しい愛をつかみなさいと亜紀が言っているようです。あえて同化していると言っているのにあえて「おまえの脚はあの子の脚だ」と言っているのは。亜紀の自分の生き様(走ること)を示したかったのだと思います。朔太郎はその意を察して、あの散骨シーンに至ったと思います。
 明けない夜はないけれど、にわかマニアさん。深夜の
書き込みお疲れ様です。睡眠不足は体によくないですよ。
...2005/04/26(Tue) 21:33 ID:JjYi2v4Q    

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