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過去ログNo1
なぜ17年も・・・?  Name:ルリ
こんにちは、最近になってはじめてセカチューを見ました。
昨日、最終回を見終わったあとは涙涙で、一晩寝れませんでした。

アキが亡くなってからのサクの状態は、私が昔7年付き合った人と別れた時の状態に似ていて、そういう意味でもとても感情移入してしまいました。
もちろん、失恋と恋人の死の間には比べものにならない差があるのですが・・・。

私が学生時代をずっと一緒に過ごした、分身のように思っていた彼に失恋した時の状態は、眠っている時だけが幸せで 、幸せな夢から覚めた瞬間、現実を思い知って、毎朝泣いていました。 このまま目が覚めなければいいのにと祈ってばかりいました。 町ですれ違う人から彼と同じタバコのニオイを嗅ぐと振り返り、打ちのめされる毎日でした。 体重も8キロぐらい減り、あの頃は親にもとても心配をかけました。
そんな状態が半年続き苦しい毎日でしたが、一年たつと少しずつ傷も癒えはじめ、二年後には新しい恋もしました。

でも、サクはあの苦しさ、いえ、もっと重い苦しさを17年間も持ち続けていたのですね。
人生の中で1番輝かしい、十代後半から二十代の全てをアキへの思いだけに捧げて、もがき続けて・・・。
それはあまりにも残酷で悲しすぎる気がしました。
彼だけでなく、彼の両親にとっても、息子のそんな姿はとてつもない苦しみだったのではないでしょうか。

ドラマでは、三十代になったサクが新たな幸せへ向かって歩きだし、とても良いエンディングだったのですが、その前に待ち受けていた17年を思うと、純粋に感動だけしていられないのです。 アキだって17年間うかばれなかったのではないかという気がして・・・。

サクには恋人の死に直面したという事だけではなく、病院から連れ出した事で、その死に荷担してしまった、という思いがあったから、立ち直るのに17年もかかったのでしょうか?
それにしても、17年はあまりにも長すぎる気がしました。 

緒方直人のサクは幸せになれたけど、山田孝之のサクは今ももがき苦しんでいるままの気がしてしまい、胸が痛いです。 
私が山田孝之さんのサクに感情移入しすぎてしまったからこんな気持ちになるのかもしれません(笑)

下手な文をダラダラとすみません。でも、この感動と胸のモヤモヤを誰かに伝えたくて、書き込んでしまいました。
...2005/04/21(Thu) 19:22 ID:3640OlEA    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:say
うかばれる...という考え方は自分には受け入れられないものである為に自分の表現の中ではあまり使いたくないのですが、その言葉の意に沿って敢えて使います。

朔が苦しんだ17年間、亜紀はうかばれなかったのではないかという事ですが、私にはそうは思えません。
朔は亜紀の死を受け入れることが出来なかった事と後悔の念に囚われてはいましたが、同時にそれまでの朔では成し得なかったであろう(結局亜紀に何もしてやれなかったとの思いから医者を志し)病理学医(?)のような形で病と闘ってきたわけです。また明希に子供を生むよう励ましたりしたのも命の重さを痛感した後の朔だからこそで、失い、苦しみ続けたけれども大きなものを得た朔を温かく見守っていたのではないでしょうか。

亜紀の死に荷担してしまったから17年もかかったのかという質問ですが、それもあると思います。
個人的にはそれよりもその後の医学の進歩を待つようなんとか彼女の気持ちを変えられたら...支えることが出来ていれば...という後悔の念の方が強いように思います。
「4年、5年生き延びれば骨髄移植を受けられたかもしれない そんな未来もあったかもしれない」という言葉がありました。
大好きな彼女の命を一番早く閉ざす選択をしてしまった...社会に出ていろいろな経験を踏まえて下した結論ならともかく、多感な頃に何よりも好きな彼女の事でそんな後悔の仕方をしてしまったなら純粋であれば一生立ち直れないかもしれないと私は思いました。

いまももがき苦しんでいるかですが、ソラノウタを見ているとき、朔は穏やかな表情をしています。
そして「生きている限り君と僕とは遠くなるばかりだろう だけど僕は走ることをやめない 走り続ける僕たちの足跡は君がいた証だから」「走り終わったその時に、君に笑って 会えるだろう」という言葉からはもがき苦しんでいる様子は感じられません。
特別編で亜紀を送っているところを谷田部先生に何をしていたのかと聞かれた際も精気の感じれる穏やかな表情で「亜紀を送っていたんです」と答えていますし。

「あの子がずっと一人だと思っていたから」と言って涙を流す富子がなんともできない親の切なくて苦しい状況を鮮明に表していますよね。
...2005/04/22(Fri) 05:51 ID:BmRWEC02    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:すけすけ
>この感動と胸のモヤモヤを誰かに伝えたくて、書き込ん

わかりますwその気持ち。
オレも再放送初見だったので周りの人に話しても
『いまさら?』的な反応ばっかりだったので
ネットでセカチュウ関連の感想を探しまわしましたよ〜
このHPがあってほんとうによかった
...2005/04/22(Fri) 07:31 ID:BmRWEC02    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:ぽぽろん
私も再放送初見組です!

>ネットでセカチュウ関連の感想を探しまわしましたよ〜
>このHPがあってほんとうによかった

うんうん、同じです〜!
当時、あまりに世の中が「セカチュー現象」に浮かれて
いたので、見る気にならなかったのですが、今は見てな
かったことを後悔中です。

さて、ルリさんの「17年は長すぎでは?」という疑問
ですが、私も最初そう思いながら見ていましたよ。
男友達にその疑問をぶつけると、
「女は現実的なんだよな〜」と一蹴されましたけど☆

最後まで見て思ったのは、朔は17年間毎日泣いて過ごし
てたわけではない、ということです。
もちろん、ずっと心の奥に亜紀のことが重くのしかかっ
ていたでしょうけど、ちゃんと学校にも行って、それな
りに学生らしい生活も送って、友達と笑いあうこともし
たでしょう。
(恋愛はしなかったかもしれませんが・・・。)
そんな20代を経て、もう大丈夫。と思って故郷に帰った
途端、昔の記憶が鮮明に思い出されて、まだ自分が立ち
直れてないことに気づいて、ショック状態に陥ったから
34歳の朔はあんなにボロボロだったのだと思います。

これは私の勝手な解釈なので、検討違いなのかもしれま
せんが。
...2005/04/22(Fri) 14:54 ID:718PaS82    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:ダメ人間
>そんな20代を経て、もう大丈夫。と思って故郷に帰った
>途端、昔の記憶が鮮明に思い出されて、まだ自分が立ち
>直れてないことに気づいて、ショック状態に陥ったから
>34歳の朔はあんなにボロボロだったのだと思います。

ん?ちょっと違う気が・・・
17年間、恋愛以外は大丈夫だったというのは同意ですが、
故郷に帰ったのは亜紀の事を忘れなければならない、
と思って帰ったわけですから、大丈夫と思って帰ったわけじゃないと思います。
故郷に帰ってからボロボロになった訳じゃなくて
帰る前からボロボロで、東京ではそれを隠していたけど、
自分と亜紀の事を知っている故郷では素=ボロボロのサクが出たんでしょう。

故郷に帰って記憶を呼び覚まされたのはむしろ映画版のサクの方だと思います。
...2005/04/22(Fri) 17:24 ID:l3Wjeb5Y    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:朔之介
こんにちは、私も再放送で完全に魅せられてしまった一人です。ぽぽろんさんと同じでブーム真っ只中のときは、あまり興味が無かったのですが・・・。再放送を見てあのブームに納得したところです・・・。

17年間確かに長いような気がしますが、私も同じ立場ならそうなってしまうのではないかと思います。初恋でしかも両思い、こんな理想的な恋をしたなら一生忘れられないのでは???皆さんは初恋のことを覚えていませんか???別れなら再会のチャンスはありますが、朔の場合カセートテープと写真でしか会えないのです。世界中どこを探しても亜紀は居ないのです・・・。死後17年後に誰よりも好きだった人の声を聴いて(カセットで)しまったら忘れかけていた事も、まるで昨日のように思い出すのではないでしょうか?しかも、彼女の骨をずーっと身に着けていたのであれば忘れる機会など無かったのではないでしょうか?何か(勉強や仕事)に集中してできるだけ気をそらしていたのではないかと思います。おそらく、私も朔と同じ状態になってしまう気がします・・・。
...2005/04/22(Fri) 19:02 ID:lTd.KRpk    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:ルリ
みなさん、こんにちは
色々な意見、とっても参考になります!
 
sayさんへ

実は、私自身も「うかばれない」という言葉はあまりにも俗っぽくて少し違うなあ、という思いがありました。
ただ、他に一言で言い表す良い言葉が思い浮かばなかったもので。
アキはとても安らかな顔をして最後を迎えました。絵本に「がんばれ」というメッセージを残したのも、サクが前向きな気持ちで生きていってほしいという気持ちからですよね。
なのに当の本人がいつまでもボロボロでいるというのは、アキが望んだ状態ではないのに・・・。という意味です。
サクは、アキの安らかな最後の顔を見てませんし、17年間絵本の存在を知りませんでしたよね。そういうタイミングのずらし方が残酷だよなあ。と思います。 そう思うと、純粋に感動だけしている気持ちになれなかったのです。


ぽぽろんさん、ダメ人間さんへ

そうか!サクは17年ずっと、あのテンションで苦しんでいたわけではなかったのですね。
私はサクが17年間、毎日泣き暮らして自殺しかねない状態だったのかと誤解してました・・・。
そうでは無いと分かって、一安心(笑)
ありがとうございます。


朔之助さんへ

>初恋でしかも両思い、こんな理想的な恋をしたなら一生忘れられないのでは???
>皆さんは初恋のことを覚えていませんか???
>別れなら再会のチャンスはありますが

初恋で両思い、まさに私もその状態でした・・・(笑)
もちろん、忘れませんよ〜。
でも苦しかったあの頃を抜け出した今は、ちょっぴりホロ苦いけど、良い思い出となって残っています。
再会のチャンス、もちろんありますが、あの頃の私にとって、私の前から彼がいなくなるという事実は、彼が死んでしまったも同然でした。
・・・なんて、私事はこれぐらいで止めます(笑)
もちろん、本当の死と恋愛の別れを同等に扱う気はないのですが、アキの死後のサクの心身喪失状態を見て、自分の失恋の時のことが思い出されました。
私以外にもそんな人、多かったのじゃないでしょうか?
だからこのドラマはこれだけ共感を得たのかな、って気がします。

先ほど、ドラマ版セカチューの公式ホームページを見てきました。
三浦友和さんのインタビューすごくツボでした!
「17年間一人の人を想い続けていることについてどう思うか?」という問いに対して、

「ドラマや映画や小説の世界の話であり、現実ではありえないですよ。
バカだなって思います(笑)。
あんな状態じゃ生きていけないよね。
人間って忘れていく生き物だから現実ではなかなかありえないと思いますよ。」

と答えているんですね。
「人間って忘れていく生き物だから〜」っていう所は私も同感で、だからこそ、なぜ17年もかかったのかが疑問でした。
ただ、「ドラマや映画や小説の世界の話であり〜」のくだりは、あまりに実も蓋も無い言い草に思えて笑えました・・・!!

でも、ふと考えてみると・・・
三浦友和さんのこの言葉には結構深い意味がある気がしました。
サクは最初、特にとりえのない、どこにでも居る平凡な高校生という登場をします。
でも、本当はすごく純粋で、マジメで、不器用で、正直で、曲がったことが出来ない人。
全然普通な人なんかじゃないのです。
苦しくともどこまでも答えを探求し続ける、実は、類いまれなき強い人!?
そう考えると、私の「なぜ17年も?」なんて問い、愚問に思えてきます。
「サクだからこそ17年間悩み苦しんだ。そしてその末に前向きな結論を見出せた。」
こう考えると、今までの疑問やモヤモヤが晴れて、とてもスッキリできました。

なんだか自答自問みたいになってしまってすみません(^^;)

でも、こんなサクだったからこそ、アキは彼を好きになったのかもしれませんね。
...2005/04/23(Sat) 23:50 ID:qA/PoDvs    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:シンノスケ
過ぎて見れば17年、ってあっと言う間だよ。

最後の別れを朔の親父さんの言うように、しっかり送っておけばもう少し楽だったかもね。

だいたい幾ら疲れていたからって寝ている間に死なれては、そりゃぁ後悔残るよ。

このドラマ、遺骨を粗末にし過ぎ。

道端で雨に流されるは、グランド、ウルル、廣瀬家の墓と4箇所も。

今、アメリカでは遺骨をダイヤモンドに加工する業者があるそうです。
...2005/04/24(Sun) 00:03 ID:OI.p0QWk    

             余談ですが  Name:みどり
フリスビーを発明した人は自分の遺灰をまぜて
フリスビーに残して欲しいと遺言を残し
遺族によって遺灰入りのフリスビーを作ったそうです。
もちろん遺品の1つなので販売などはされず
家族の手元に残ってるそうです。

ってトリビアでやってたの見ました。
...2005/04/24(Sun) 01:16 ID:jcXZn7NE    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:say
「うかばれない」で表したかった事はよく分かりました。
身も蓋もない言葉で表すと、思った通りに運ばないのが人の行動であり人生であり...でも、もしソラノウタを朔が当時見ていたとしても効果はなかったように思います。
それは失ったモノの代わりに得たモノが何なのか気付く事で初めてソラノウタの「おまえの中にいる」という言葉を受け入れられたと思うし、あまりにも大きな喪失感と自責の念を癒すにはやはり時間が必要だからです。
ですから次に向かって歩み始めた時に朔の手元に届いたのは実はベストタイミングで、表面的に亜紀を忘れて行く事になったとしてもそれでいいんだと朔を一押しもしてくれた、最近そのように思うようになりました。
亜紀の最期を看取ることが出来ていたとしたら、もしかすると立ち直るのはもう少し早かったかもとは思います。
ただその場合、朔は廣瀬夫妻に顔向けできただろうかと考えてしまいます。
亜紀の意志とは言え、娘の死を早める手伝いをしたわけで後ろめたさのようなものを感じただろうと思うんです。
ですからストーリーのそれらは私からすると意地悪どころか最高に配慮されていると思えます。

答えは最終的に自分で導き出せた方がいいですよ。
すっきりできて良かったですね。;-)
...2005/04/24(Sun) 01:50 ID:SG.h7DQA    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:ダメ人間
シンノスケさん

>このドラマ、遺骨を粗末にし過ぎ。

>道端で雨に流されるは、グランド、ウルル、廣瀬家の墓と4箇所も。

>今、アメリカでは遺骨をダイヤモンドに加工する業者があるそうです。

そうかなぁ?
確かに亜紀の骨はあちこちいっているけど
それだけ亜紀への想いがあるからじゃないかなぁ?
サクが大切に想ったからこそウルル行ったり東京行ったり、また故郷に戻ったり道路で割れたり(サクを立ち直らせる為に亜紀が自ら割れに行った、という説有り)グランドに行ったりした訳で
そうじゃなければお墓に入って終わりでしょう。

アメリカでのダイヤモンド加工の話は、シンノスケさんはどういう意図で書き込んだのか分らないですけど(プラスイメージなのかマイナスイメージなのか分りません)
私にはマイナスイメージだなぁ。
サク以上に大切にしているとは思えない。
...2005/04/24(Sun) 03:04 ID:BcDFabeI    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:朔之介
シンノスケさん同感です!
確かに、遺骨を道端で雨に流されたのは少々怒りさえ覚えました・・・。17年間も思い続けてきた亜紀の骨、いつの日か必ずどこか最適な場所で撒こう(見送ろう)と大事にしていたものを道端で雨に流されてしまうのはあまりに酷過ぎる・・・。持ち続けていた朔にも持たれていた亜紀にも・・・。(あれではいくらなんでも亜紀がうかばれない気がします。流されてしまった骨自体も亜紀なのですから!!!)
...2005/04/24(Sun) 03:05 ID:umUACbO.    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:シンノスケ
ダメ人間さん

ダイヤモンドの話、いつも身に付けているにはいいんじゃないかと。

だいたいズボンのポケットはないだろ。
せめてロケットか何かにいれて・・・。
...2005/04/24(Sun) 19:29 ID:OI.p0QWk    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:松本亜紀
17年位で一人でいたからって驚くことはないと思います。こういう別れ方をしたり、過酷な体験をしたら、出家してしまったり、生涯不犯で妻帯しない人がいても何の不思議もありません。
それでは感動ドラマにならないでしょうけど、実際にはそういうこともあり得るんですよ。
...2005/05/09(Mon) 18:46 ID:9KYKpkJc    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:say
出家してしまった場合など意図的に自分に足枷をしそのような環境に身を置いていてそのような人がいる事は不思議ではありませんが、この物語では操を立てているわけでも特別な環境に身を置いているわけでもないところがポイントだと思います。
普通に出会いもあり、何も自分に足枷をしていない環境です。
...2005/05/09(Mon) 19:38 ID:ObLKLG5.    

             Re: なぜ17年も・・・?  Name:にわかマニア
 確かに,第三者から客観的に見ると,17年間,普通に出会いもあったし(小林に一樹を産むようアドバイス),修行僧のような特別な環境に身を置いた訳ではありません。
 にもかかわらず,「閉じた世界」から一歩外に踏み出せない。あるいは「閉じた世界」と「普通の世界」の間に,跨ぎ越すのに膨大なエネルギーを必要とする壁を感じている。その壁は,戒律や経典で示されているのではなく,自らの心の中にある。だからこそ,最終的には,失くす痛みを知っているからこそ新しい愛をつかめるという主題歌の世界に行き着くとしても,そこに至るプロセスが一大ドラマになるのでしょう。
...2005/05/09(Mon) 22:01 ID:LspBJ3wM    

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